最近のデジタル一眼カメラの背面液晶には、いろいろな種類があります。
液晶画面が固定してあって動かないものや、縦方向にめくれるて自撮りが出来るもの、自撮りは出来ないが上下に動くもの、自由自在に動かせるものなどがあります。
そこで、液晶画面をまとめてまとめてみました。
デジタル一眼カメラの液晶いろいろ
デジタル一眼カメラの液晶画面は高級モデル、高性能モデルだからといって便利な液晶画面が搭載されているわけではありません。メーカーも販売ターゲットに向けて、液晶機能を選んでいるようです。
固定液晶
引用:ニコン D3300
エントリークラスのデジタル一眼カメラに最も多い種類の液晶画面になります。
もちろん、カメラ背面に固定されていて、動かせないので自撮りは不可能です。
普通の体勢で撮影するぶんには全然問題ありませんが、地面スレスレのアングルで撮影する時や、真上を狙って撮影する時などは、かなり無理な姿勢を強いられます。
ただし、可動部分がないので故障の心配はないです。
チルト液晶
上下方向に動かせる液晶画面になります。
メーカー、モデルによっては上下に動く液晶画面が上方向反対側(レンズ側)に向けられて、自撮りすることも可能です。EVファインダーを搭載していないミラーレス一眼に多い機能です。
バリアングル液晶(フリーアングル)液晶
液晶画面を自在に動かせるのがバリアングル液晶になります。メーカーによってフリーアングル液晶などと名称が違いますが、実際は一緒です。
ファインダーが付いているデジタル一眼カメラになると、チルト機構だけでは液晶画面を反転させられないためにこのような機構になります。
ただ、デジタルビデオカメラを使っている方だと、お馴染みの液晶ですよね。
慣れるといろんな角度で撮影できるので便利ですし、液晶画面をボディ側に向けて閉じておくことも出来ます。
ただし、どうしても可動部分の部品点数が多くなりますし、強度的にもチルト液晶に比べて不安が残りますので、操作には注意が必要です。
ちなみに、キヤノンもニコンもプロ向けハイエンドモデルになる1DやD5には可動液晶なんて付いていません。