お店でも、インターネット通販でも、残念ながらデジタル一眼カメラを買っただけでは写真は撮れないんです。
そこで、デジタル一眼カメラを買う時に必ず一緒に買わなければならない物を「3つ」紹介します。
メモリーカードは別売り
基本的にデジタル一眼カメラにはメモリーカードが付属されていませんので、別途購入が必要です。その時に注意が必要なのが、メモリーカードにも種類があり使えたり使えない物があります。
最近のデジタル一眼ですとSDカードが主流ですが、中上級機にはメモリーカードが2枚差し込める機種もあり、中にはSDカードとCFカード2種類のカードを使える機種もあります。
SDカードにも種類があり、現在ではSDHCカードのクラス10が主流になっています。
中でも最近ではデジタルカメラの高画素数化が進み、取り扱うデータ量も多くなっているために、UHS-Ⅰ等のよりデータ転送速度が速い規格のSDカードが多く使われ始めています。
記憶容量は最低でも16GBはあった方が使い勝手が良いと思います。ただし、64GB等の大きな容量のメモ―リーカードを一枚で使うのは、万が一の静電気などで一データが壊れる可能性があるのでオススメしません。
もちろん、容量が大きくなるとそれだけPCに転送するのに時間もかかります。
個人的には16GBや32GB程度のSDカードを複数枚持つのをオススメします。土日だけ撮影する程度でしたら、32GBのメモリーカードがイッパイになりません。
高性能PCは必要
撮影した写真をプリントしたり編集したりするのにはパソコンが必要です。
JPEGデータだけで撮影するだけなら、多少古めのPCでも問題ないと思いますが、現像ソフトでRAWデータを扱うとなると、低スペックのパソコンだとストレスに感じることが多いはずです。
RAWデータはJPEGデータに比べて倍以上のデータ量を持つので、2400万画素数の画像ですとJPEGで10MB程度ですが、RAWデータだと倍の20MB以上になります。
このくらいのデータ量をストレスなく編集するとなると、どうしても高スペックのPCが必要になります。
個人的にはCPUはCore i7でメモリーは8GB以上は欲しいところです。
外付けのHDDも欲しいところです。予想以上の早さで写真が貯まっていきますよ。
ストラップは買うべし
デジタル一眼カメラを購入すると一緒にカメラストラップもついてきますが、イマイチな物が多く最初に少し使う分には問題ありませんが、長く使うといろいろと不便だったりします。
市販品のカメラストラップは沢山の種類があるので、お気に入りを見つけて使ってみて下さい。
軽いミラーレスは細めのストラップでも大丈夫ですが、大きく重いレンズを付ける一眼レフカメラはそれなりの強度を持ったストラップをオススメします。
それとストラップの長さも重要で、肩にたすき掛けでかけるのか、首にぶら下げるのかでも違いますので、この辺りは悩んで下さい。
三脚はまだ要らない
デジカメビギナーはいきなり三脚を買う必要はないと感じます。
手持ちで撮りたい物を撮影しているうちに、どうしてもシャッター速度を遅くしないといけない等の必要な理由が出て来てから選んでも遅くないです。
専用のカメラバッグもまだ要らない
ミラーレス一眼なんかは小さいので普段使いのバッグに入れて持ち歩けますが、一眼レフカメラだとそれなりに大きいので専用のバッグがあった方が便利です。
ただ、カメラを始めて少し経つとどうしても望遠レンズやマクロレンズ、明るい短焦点レンズなどが欲しくなってくるので、あえて最初に買うなら大きめのバッグを買うか、次のレンズが欲しくなるまで使えそうなバッグに緩衝材で出来たカメラケースに入れて持ち運ぶのが良いと思います。
まとめ
SDカードだけはどうしても買わないと撮影が始まらないのですが、パソコン、ストラップ等々は特になくても写真撮影だけは出来ます。
デジカメビギナーは道具を気にする前に、カメラを持ち歩いてたくさん撮影した方が新しい発見が毎回あるので、ひたすら撮影することをオススメします。
スキルアップと共に道具を揃えていけば無駄も無く、飽きずにカメラ生活を続けられますよ。
いずれ、高性能なパソコンが必ず欲しくなってきますが…