『タムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (A005)』を使った、トライアル流し撮り

オートバイ競技であるトライアル世界選手権での流し撮りになります。

日本国内ではマイナー競技になるオートバイスポーツの中でも、さらにマイナーな種目になるトライアルなんですが、さらにそれを流し撮りするとなると寄生虫に寄生する寄生虫のごとくかなり珍しい部類になると思います。

トライアル世界選手権での流し撮り

撮影機材は特に高額な上級機種なんぞは使用せず(買えない)エントリー一眼レフカメラと格安望遠ズームレンズでの撮影になります。

撮影機材

  • ニコン D5500
  • タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)

カメラレンズ設定

  • シャッター優先オート
  • フォーカスモード AF-C ダイナミック9点
  • 測光モード 中央部重点測光
  • 記録方式 JPEG
  • レンズは手振れ補正 OFF

写真下に撮影条件が表示されるので流し撮りの参考にして下さい。

画像をクリックすると大きくなるので、是非クリックして下さいね(*^^*)

トライアル世界選手権流し撮り作例

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (75mm, f/11, 1/40 sec, ISO500)

トライアルは3次元的な動きになるので、流し撮りしにくい題材だと思います。

そもそも流し撮りする必要があるのかって気もしますwww

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (75mm, f/14, 1/40 sec, ISO500)

トリミングして画像を大きくすると粗が目立って大変になるので、ノートリミングで掲載しています。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (75mm, f/11, 1/40 sec, ISO500)

顔にガチピンで撮影出来れば大変上手に出来ましたになるんですが、狙ってやるのは難しいのでひたすら連写します。

100枚位撮影すれば1枚位は顔にピントがきます。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (86mm, f/14, 1/40 sec, ISO500)

カーレースや電車の様に被写体すべてを止めて撮影するのは不可能です。

なぜなら、前後のタイヤにはサスペンションが付いていて好き勝手動いているからです。

空中でジャンプ状態なら撮影出来なくもないかもしれませんが、ジャンプ中を瞬間で切り取るのは至難の業です。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (116mm, f/14, 1/40 sec, ISO500)

下りは比較的ダイナミックな動きが少ないのでブレが少ない写真が撮影できます。

1/40秒で合わせるのって結構ムズイんですよ。

シャッター速度は速い方が楽ですが、その分流れ感が少なくなるのが問題。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (85mm, f/14, 1/40 sec, ISO500)

下ったら上ります。

この写真はなぜか車体にピントが行っちゃいましたね。

…ピントというか、カメラの振りの合わせが人ではなく車体に合ったって事です。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (125mm, f/20, 1/40 sec, ISO500)

辛うじて合格ラインの写真。

大きくすると悲惨ですが、あまり厳しくすると写真が無くなります。

30000円程度の業界的には安レンズになりますが、個人的には写りに問題は感じません。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (70mm, f/16, 1/40 sec, ISO500)

バックショットはまあまあよい感じです。

ジャンプしてますね。

階段状の岩にジャンプして飛びついていきます。激しくカッコイイです。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (160mm, f/11, 1/40 sec, ISO500)

やっぱり上ったら下ります。

流れ感が少ない写真は、被写体の動きが少ないか、シャッター速度が速いです。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (70mm, f/16, 1/40 sec, ISO500)

せっかくの顔出しヘルメットなのに、顔が写って無いのは残念です。

流し撮りは真横から撮影するのがイチバン上手に流し感を出せますし、撮影しやすいです。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (120mm, f/22, 1/40 sec, ISO1000)

すべて似たような構図です。

それは、お客さんが多くて撮影場所を迂闊に移動できない問題があります。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (70mm, f/32, 1/40 sec, ISO800)

ちょっと場所を変えました。

上り斜面を勢いよく駆け上がってるんですが、イマイチよく分かりません。

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (85mm, f/29, 1/40 sec, ISO1000)

失敗例。

やっぱり車体が止まっていても良く見えないですね(笑)

人が操る競技ですので、やっぱりライダーにピントが来ないとダメですね…

トライアル世界選手権 流し撮りNIKON D5500 (86mm, f/22, 1/40 sec, ISO500)

辛うじてなんとか…ダメだね…

これ難しいんですよ。この瞬間はほとんど動きが止まってるんですから。

だから止まるちょい手前でシャッターが切れてくれればグッドなんですが、なかなかそうはいきません。

撮影に使ったレンズです。

新しいモデルが出たのでいよいよさらに安くなってきて、30000円を切りそうな勢いです。30000円程度でしたら買いのレンズだと思います。

まあ、ニューモデルも40000円程度で買えますが…

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