ファインダーでピントがおかしいと感じたら「視度調節」してみましょう

デジタル一眼カメラはファインダーと呼ばれる覗き窓が付いています。

もちろん撮影する時は覗きながらピントを合わせるのですが、カメラのオートフォーカスではピントが合っているのに肉眼ではイマイチはっきり見えない、ぼやけて見える時があったらカメラの視度調節してみましょう。

視度調節とは

仮性近視など視力を矯正するほど目が悪くない場合、気づかない内に微妙に視力が低下している場合があります。

人間の目は両眼視力よりも片目だけの視力の方が弱くなるので、片目だけでファインダーを覗いた時など、知らぬ間に見えづらくなっている可能性があります。

調節方法

カメラの種類によって視度調節方法はいろいろあるのですが、ここではニコンを例にします。

デジタル一眼カメラ 視度調節 SO-02G (4.6mm, f/2, 1/32 sec, ISO800)

青丸で囲んだ部分が視度調節用のダイアルです。

これを左右に回転させて視力にあった見やす位置にします。

デジタル一眼カメラ 視度調節 SO-02G (4.6mm, f/2, 1/32 sec, ISO640)

ファインダーの接眼カバーは外れますので、調節しにくい場合は外した方がやり易いと思います。基本的に近視傾向な方はマイナス方向に回転させます。

やり方は簡単でファインダーを覗いたら、ピントを合わせるフォーカスポイントが一番見やすくなるように調節すればOKです。

その他にファインダー内の文字情報がハッキリ見えるようにしたり、ファインダー内に表示される撮影ガイド用の格子がハッキリ見えるようにすれば問題ありません。

仮性近視程度の方ならカメラの視度調節ダイアルで合わせられますが、この調節で合わせきれない場合はメーカー純正で接眼補助レンズ「視度補正レンズ」が別売されていますので、それを使う方法もあります。

メガネの人は?

僕は近視なので眼鏡を使っていますが、メガネをかけたままでファインダーを覗いて一番見やすい位置に視度調節していますがそれで今のところ問題はないです。

人によっては眼鏡をかけたままの撮影が苦手な方や、違和感を感じる方もいるようなので、そんな方たちは裸眼に強めの視度補正レンズを使って調節しているようです。

ただしそれだと、ファインダーから目を離すと眼鏡をかけるまでは遠くが見えないので少し不便だったりしますが、この辺りは感覚的な問題なので好きな方法を選べばよいと思います。

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