念願のデジタル一眼カメラを手に入れたら、早速撮影しましょう。
初めてのデジイチに興奮気味になるかもしれませんが、それは当たり前です。僕だって初めてマイカメラを手にした時はかなり興奮しました。
これから起きるであろう、沢山の初体験の予感に興奮しているんですからね。
「AUTO」モードで撮影してみよう
被写体は身近にある物でも、風景でもなんでもよいと思います。
でも初めての撮影では、撮影モードは全てカメラ任せの「AUTO」がよいです。
モードセレクトダイアルの緑色のアイコンで、キヤノンだったら「A」とか、ニコンだと「AUTO」って書いてある部分に合わせればOKです。みどりのカメラ型の時もあります。
後は、撮りたい物に向けてシャッターボタンを押すだけです。
シャッターボタンを半押しすると「ピピ」っと軽い電子音と共にどこかしらにピントが合います。撮りたい場所と違ったらもう一回シャッターボタンを半押しすれば違った場所にピントが移動します。
OKだったらシャッターボタンを深く押し込めばシャッター音と共に撮影完了です。
基本的に「AUTO」モードで撮影すると、ISO感度やホワイトバランス、絞り、シャッター速度など、ユーザーが選択できる機能が制限されてしまいますが、操作に余計な気を使わず撮影だけに集中できるメリットがあるので、撮影に慣れるまでは積極的に使いたい機能です。
フラッシュを使わない撮影も出来る
「AUTO」モードで撮影していると、室内や薄暗い場所ですとスグに自動でフラッシュを使います。最初は便利なんですが、フラッシュを使うと単調な色合いになりやすく、場合によっては使いたく時もあります。
例えば、寝ている子供を撮影したいときや、夕暮れ時の赤い光を使いたい時など意外と結構あったりします。
そんな時は、カメラ本体にあるカミナリアイコンのボタンを押しながらコマンドダイアルを回せば発光禁止に出来ます。
それとフラッシュを使い過ぎるとバッテリーの消耗が極端に早くなります。
フォーカスポイントを好きな場所に移動
カメラ任せで撮影していると、なかなか自分の思ったところにフォーカスポイントが来てくれない事が多いのですが、僕が使っているNikonのデジタル一眼カメラですと「AUTO」モードでもフォーカスポイントを任意の場所に設定できるので便利です。
AFエリアモードでシングルポイントを選択すれば、カメラ本体の十字ボタンで好きな場所に移動して撮影できます。
これでピンポイントでピントを合わせられますし、自由に構図を作れます。
こんなに便利な機能なんですが、残念なことにエントリーモデルではフォーカスポイントの数が少なかったりして思ったところにピントを持ってこれません。
そんな時はフォーカスロックを使いましょう。
フォーカスロックは難しい?
シャッターボタンを半押しした状態(被写体にピントが合った状態)でカメラを上下左右に動かすと、ピントを固定したまま構図を変える事ができます。
しかし、慣れないと前後に微妙に動いてしまいピンボケ写真の原因になってしまいます。
さらに、フォーカスロック状態で左右上下に大きく移動してもコサイン誤差と言って、ピンボケ写真になる可能性が高いので、注意が必要です。
フォーカスロックで構図を作るとしたら、移動量はなるべく小さくした方が安心です。